幼稚園の先生が担う役割

幼稚園の先生は、子どもたちが早い段階から将来の夢として挙げることも多い職業のひとつです。
その理由は、自分が幼稚園へ通っていたときの先生が大好きで、あこがれる存在だったからという場合が多くなっています。

それだけ魅力的な先生は人柄がすばらしいだけでなく、子どもの側からはわかりませんが、幼児の保育に必要とされる高い知識や技術も持っているのです。
また、はじめは漠然としたあこがれがモチベーションになっていたとして、具体的に高等教育で保育のことを学ぼうと決心する頃には、子どもが好きであるという気持ちも芽生えているはずです。

幼稚園の先生として働く大前提として、子どものことが好きでなければ務まりません。
特にまだ幼児期の子どもたちは、なかなか意図した通りにふるまってくれないものであり、それを集団生活という枠組みの中でまとめることも先生の役割として求められます。

中には人見知りの子ども、なかなか心を開いてくれない子どももいます。
決して1人を「置き去り」にすることもなく、子どもたちの心とふれあうことが重要です。

幼稚園という場所が子どもたちの社会性を伸ばすべき場であるということを考えれば、人とスムーズにかかわっていくことができるように子どもたち同士のコミュニケーションを助ける、必要に応じて自分からコミュニケーションを図ることも必要です。
適切な対応をとるためには、それぞれの子どもたちと一対一でかかわる時間を持ち、性格や得意なことなどを理解していかなければなりません。

それとともに、幼稚園の先生は子どもたちの保護者とも良好な関係を築かなければなりません。
幼稚園は家庭における子育てで事足りていない部分を補う場所でもありますから、家庭の環境について先生がしっかり把握していることで保育の質も高まり、ひいては子どもの成長に良い影響を及ぼすことにもなります。

中には家庭と幼稚園で態度やふるまいに違った面が見られる子どももいて、その違いを共有し合うことで「本当の姿」を理解することにつながります。
さらに、先生同士でも連携しなければなりません。

自分が担当する子どもたちのことだけを見ていれば良いということはなく、幼稚園という組織全体で保育をしているのです。
先生たちも相互に研鑽し合いながら、より良い保育を追求していきます。

そして先生は子どもたちと一緒にさまざまなことをしますが、そのすべてには教育としての目的も込められています。
お遊戯やお絵かきをはじめとして遊びや運動などといったいずれにも、幼稚園教育要領にもとづいた健康や人間関係、環境、言葉、表現といった意味があるのです。

楽しみながらも子どもたちを成長させていくことが先生の担う役割であり、そのためにはいろいろと工夫を凝らした試行錯誤も必要です。
時代とともに、幼児期の教育に求められる重要性も高まってきています。

それを任されている幼稚園の先生も、大きな役割を担っているのです。

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