幼稚園の先生と保護者の関係

幼稚園の先生と保護者の間には、ともに協力し合いながら、一緒に子どもを育てていくという、パートナーシップが必要になります。
幼稚園の先生は、保護者との間に信頼関係を築くことで、子どもたちの発達や育ちに必要なよりよい関わりができるといえるでしょう。

幼稚園は、子どもたちが初めて経験する集団生活の場です。
集団生活では、家庭で過ごすのとは違い、自分の思い通りにならないこともたくさん経験しなければなりません。

そのような中で、どのようなコミュニケーションや行動をとればよいのかを、友達や先生をはじめとする周りの人とのかかわりの中から学んでいきます。
子どもたちにとって幼稚園は、社会性を身につけていく最初の段階として、重要な時期であるといえます。

しかし、幼稚園に通う子どもの年齢では、友達とのトラブルをはじめ集団生活の中で起こるさまざまな問題に対して自ら対処することはおろか、自分が置かれている状況や自分の気持ちなどを、周りの人に言葉で的確に伝えることは難しいことです。
もちろん保護者もそうしたことはわかっていて、自分の子どもが幼稚園でどのように過ごしているのか心配になったり不安になったりします。

だからこそ、子どもを預かり子どもたちの様子を見ている先生からの言葉が重要になってきます。
幼稚園の先生は、子どもたちの間でケガやトラブルが起きたとき、きめ細かな対応とともに、保護者にも状況を丁寧に伝えることが大切です。

中には、子どもの様子を知りたいと思っていたり、子どものことで心配や不安を抱えていたりしても、なかなか先生に話しかけられない保護者もいます。
こうした保護者には、先生の方から積極的にコミュニケーションを取るようにすることが大切です。

また、園では大人しくても家では活動的であるなど、園での様子と家庭での様子が大きく違う子どももいます。
幼稚園の先生が家での様子を保護者に聞くことで、子どもにとって、よりよいかかわり方ができる場合もあります。

保護者と積極的にコミュニケーションを取り、子どもの状態を共有し合うことが、子どものよりよい成長のために大切であるといえるでしょう。
保護者の中には、言葉の発達や生活習慣、小学校の入学に際して心配なことがあるなど、我が子の発達や育ちについて、心配や不安を持っている人もいます。

幼稚園の先生は、そうした保護者の相談相手としての役割も持っています。
しかし、担任の先生ひとりが幼稚園で起こるトラブルや、保護者から持ち込まれる相談などを抱え込んでしまうのは、子ども、ひいては保護者との関係を築く上で好ましいことではありません。

周りの先生や上司である園長先生、主任の先生とも連携をとることが大切です。
ひとりで抱え込むよりも、ほかの先生とのコミュニケーションをうまく持ちながら対応すると、おおらかで余裕を持った気持ちで、子どもや保護者に対応することができるようになります。

また、担任の先生が周りの先生や上司の先生とコミュニケーションをとることで、間接的に保護者も幼稚園に関わるすべての先生とのコミュニケーションを取っていくことができ、信頼関係もより深まっていくといえるでしょう。

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