幼稚園の先生は若い世代が多い?

幼稚園の先生の性別や年代について、平成22年度の調査では、女性約9万8,400人に対して男性約7,800人と、女性が圧倒的に多くなっています。
また女性の先生の中でも、25歳未満が34.4%、25歳から29歳までが29.1%となっており、20歳代の先生が6割以上を占めています。

幼稚園の先生は、若い女性が多いといえます。
こうしたことは、職場の雰囲気にも影響を与えています。

一般に、明るく自由であったり、チームワークがよかったりするところが多くなっています。
まず、幼稚園の先生の場合、先生同士の年齢が近いこともあり、プライベートでも共通の話題を持ちやすく、仕事を離れた場での付き合いがある場合も少なくありません。

仕事が終わった後に食事をしたり、休暇中に一緒に旅行したりする先生たちもいるようです。
また幼稚園では、先生だけでなく子どもや保護者も一緒になって、園の行事に取り組む場合も多くあります。

夏祭りの用意や運動会、発表会などです。
準備は大変ですが、目標に向かって先生たちが協力し合うため団結力が生まれたり、やり遂げたあとの達成感を味わったりすることもできます。

そしてなにより、子どもたちが成長していく姿に、やりがいを感じることができるでしょう。
こうして見てみますと、幼稚園は若い女性が活躍できる場ということになりますが、それだけではありません。

先生の中には、結婚や出産の後、子育てに専念するために職場を一旦離れても、子どもが小学校に入学するなどして手が離れると、職場に復帰する人も少なくありません。
幼稚園の先生に復帰する場合には、さまざまな方法があります。

クラスを受け持つなど中堅の先生として復帰する場合もありますが、パートタイムの先生として補助教員になったり、お預かりや子育て支援の先生になったりする方法もあります。
いずれの場合も、自分の子育て経験を仕事に活かすことができます。

保護者、特に母親の気持ちがわかったり、母親の立場から物事を考えたりすることができるからです。
子どもとのよりよい関わりを持つためにプラスになりますし、保護者からの相談にも、母親の気持ちを理解しながら受け答えすることができるでしょう。

最近では、男性の先生の必要性も高まってきています。
幼稚園の先生に女性が多いことは、女性の持つきめ細かさや温かさ、明るさといった幼児教育においてメリットになることがたくさんあります。

しかし、幼稚園においても、こうした「母性」だけでなく「父性」が必要とされてきています。
家庭における子どもとの関わりが、優しく包み込むような母性だけでなく、自分を取り巻くあらゆる事柄に善悪の区切りをつけ自ら責任をとっていく父性が必要であるのと同じです。

従来、幼稚園の男性の先生は、園長先生や事務長など、子どもの教育ではなく、どちらかというと幼稚園の経営に携わる場合がほとんどでした。
最近では、クラス担任を持つなど、園児の教育を担う場での男性の先生が、若い世代を中心に増えてきています。

よりよい幼児教育を行っていくためにも、今後もこうした男性の先生の増加が期待されています。

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