幼稚園の先生が担う役割

幼稚園の先生は、子どもたちが早い段階から将来の夢として挙げることも多い職業のひとつです。 その理由は、自分が幼稚園へ通っていたときの先生が大好きで、あこがれる存在だったからという場合が多くなっています。 それだけ魅力的な先生は人柄がすばらしいだけでなく、子どもの側からはわかりませんが、幼児の保育に必要とされる高い知識や技術も持っているのです。 また、はじめは漠然としたあこがれがモチベーションになっていたとして、具体的に高等教育で保育のことを学ぼうと決心する頃には、子どもが好きであるという気持ちも芽生えているはずです。 幼稚園の先生として働く大前提として、子どものことが好きでなければ務まりません・・・

幼稚園とは?

小学校へ就学する前の幼児教育が大きな注目を集めている中、今や幼稚園という場所は、ほとんどの子どもたちにとって当たり前に通うものになっています。 5歳の子どもでおよそ6割が幼稚園へ通っていて、保育所などの施設も含めると、実に98%を超える子どもたちが利用していることになるのです。 幼稚園は子どもにとって、はじめての社会経験をする場所でもあります。 それまでは家庭ですべての時間を過ごしてきた中で、はじめて自宅を離れた場所で家族以外の人たちと過ごすのです。 世界ではじめての幼稚園は、ドイツのフリードリッヒ・フレーベルがブランケンブルグで1840年に開設したものでした。 施設は「キンダーガルテン」と命・・・

幼稚園の歴史

日本において幼稚園にあたるものは、1872年に公布された学制の中ではじめて規定されました。 「幼稚小学」というものであり、学制の第二十二章では「甲女ノ子弟六歳迄ノモノ小学ニ入ル前ノ端緒ヲ教ルナリ」とされています。 これにもとづいて1875年には京都で京都上京第三十区第二十七番組小学校に、「幼穉遊嬉場」というものが付設されました。 そして、世界ではじめてドイツのフリードリヒ・フレーベルが設立したキンダー・ガルテンへならい、「幼稚園」という訳語を使って1876年に東京で東京女子師範学校附属幼稚園が開園します。 日本ではじめてのこの幼稚園は、現在のお茶の水女子大学附属幼稚園にあたります。 ただ、当時・・・

幼稚園と保育所の違いについて

幼児教育が行われている教育機関としては従来から幼稚園と保育所があり、近年になっていずれの機能をも持っている認定こども園も設置が進んできています。 そもそも幼稚園は学校教育法のもと、文部科学省が管轄している学校のひとつとして位置づけられていることに対して、保育所は児童福祉法のもと、厚生労働省の管轄にもとづく児童福祉施設です。 幼稚園は元々が教育機関である一方、保育所の本質は保護者からの委託を受けて保育するということです。 保育には生命が守られている中で衣食住についても世話をする養護、生きていく上で必要とされることを教える教育の要素がどちらも含まれています。 ただ保育所は乳児期から小学校へ入学する・・・

幼稚園の役割

幼稚園は子どもたちがはじめて「社会」へ出る場でもあり家庭、地域と一体になって子育ての一翼を担っています。 子どもたちの集団という単位で、家庭とはまた違った活動を行うことになります。 つまり家庭における子育ての環境が変化するにつれて、幼稚園に求められる役割もまた違ったものになるということです。 ひと昔前の子どもたちは、自然に囲まれ地域の中で育っていくということが普通でした。 住環境にほど良い緑もあり、そこかしこで近所の人たちにも見守られながら遊ぶ光景も当たり前のものでした。 地域の開発が進んでいくとともに、そういった遊び場は失われてきています。 その一方で交通事故の危険が増し、各地で不審者などの・・・

幼稚園の先生と子どもの遊び

幼稚園の先生は、子どもたちと遊ぶことも大切な仕事です。 園によって1日のスケジュールはさまざまなものになっていて、いつも子どもたちが自由に遊ぶことのできる時間となっている場合もあります。 遊びも子どもたちの自主性を尊重するほか、先生が一緒に参加するもあり、そのかかわり方もいろいろです。 多くの幼稚園で行われていておなじみの遊びといえば鬼ごっこや粘土遊び、お絵かき、折り紙などが挙げられます。 そのほか、季節ごとに四季ならではの古くから受け継がれてきた日本ならではという遊びもあります。 先生が主体になって全員で遊ぶというときには、その内容については先生の主体性に任されるところもあります。 つまり個・・・

幼稚園の先生と絵本

幼稚園において、先生が絵本を読み聞かせるという時間は欠かすことができません。 幼稚園に通う前の小さなうちから、子どもたちは家庭でも絵本を読んでもらっていることが一般的です。 時には、内容がわからないうちからも自分で手に取って、思い思いに眺め声を出すなどしています。 幼稚園にも必ず多かれ少なかれ、絵本が置かれています。 絵本は子どもたちにとって、人生においてはじめてふれる機会がある本であるともいうことができます。 最近は、赤ちゃんに向けた絵本なども出版されるようになりました。 幼稚園教育要領や保育所保育指針の中でも、絵本の存在意義が示されています。 子どもたちは最初、環境の中で絵本自体に興味を持・・・

幼稚園における障害児への対応

発達上の障害があるという障害児に対して、幼稚園の対応はそれぞれの園で異なっています。 身体、精神のハンディキャップがあるとはじめからわかっている子どもを受け入れている場合のほか、入園した時点ではわかっていなかったものの園内で過ごしている中でおかしなことが感じられるというケースもあります。 また、自宅では普通の様子でありながら幼稚園にいると雰囲気が違うということもあるのです。 自閉症のような症状ですと決まった物事に強くこだわるといった傾向などがありますし、集団へなじむことを苦手にしている子どももいます。 幼稚園の先生は障害がある子どもに対しても、それを個性のひとつとしてとらえるようにして、一人ひ・・・

幼稚園の先生と保護者の関係

幼稚園の先生と保護者の間には、ともに協力し合いながら、一緒に子どもを育てていくという、パートナーシップが必要になります。 幼稚園の先生は、保護者との間に信頼関係を築くことで、子どもたちの発達や育ちに必要なよりよい関わりができるといえるでしょう。 幼稚園は、子どもたちが初めて経験する集団生活の場です。 集団生活では、家庭で過ごすのとは違い、自分の思い通りにならないこともたくさん経験しなければなりません。 そのような中で、どのようなコミュニケーションや行動をとればよいのかを、友達や先生をはじめとする周りの人とのかかわりの中から学んでいきます。 子どもたちにとって幼稚園は、社会性を身につけていく最初・・・

私立幼稚園と国公立幼稚園

お子さんが3歳を超えたころから親御さんが考える次のステップは、幼稚園への入園をあげるかたが多くいます。 ただ幼稚園には国公立と私立があり、その違いがよくわかりません。今回はそれぞれの特徴を紹介してみます。 まず国公立幼稚園とは、自治体が運営しており専任の職員は公務員で国基準の保育を基本的に指導する傾向がありますが、自治体や園長の考えも反映されるので全国の国公立幼稚園がすべて同じとは一概には言えません。 その自治体ならではの文化や地域の幼稚園が連携して活動することがありますが、最近は統廃合の方針からその数は全国的に減少しています。 一方幼稚園の6割を占めるといわれる私立幼稚園は、ほとんど学校法人・・・

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